配布連絡先 contact details : info@pitchandstrike.com

安全な配送: ご注文の商品全てに追跡番号が発行されます。 

安全な信用取引- 保護されたクレジットカードでのお支払い

LETS TALK REELS - NEW DAIWA ZILLION SV TW Series

LETS TALK REELS - NEW DAIWA ZILLION SV TW Series
「TWS」 が 「SV コンセプト」 との相乗効果で真価を発揮。タフコンセプトのエース 「ジリオン」 がG1ジュラルミンSVスプールを搭載して新時代の快適さ・バーサタイル性能を手に入れた。TWS(T-ウイングシステム)が「これまで以上の飛距離」、大口径タフデジギヤ(ハイパー仕様)が「力強い巻取り」を可能にし、伝統のスピードシャフト機構が両者をよりスムーズにしている。淡水・海水を問わず、フィネスゲームからパワーゲームまで幅広く活躍。
画像
”TWS meets SV” 第2章
画像【USツアープロを歓喜させるギヤー比とトラブルレス】

STEEZのTWS化に先駆け、2015年に次世代モデルとして登場したZILLION。ライムグリーンのギヤー比9.1の話題性と共に、新たなタフ仕様の名機として早くも市場に根付いた感がある。琵琶湖を始めとする西日本ではモンスターハンターのみならず、その快適なキャスト性能とトラブルレスな機構が太糸を主軸とするアングラーの支持を受けているようだ。ZILLIONは、ターンアラウンド式TWSの先駆であるTATULA同様、米国先行発売であったのは記憶に新しいところだ。国内に比べよりタフなベイトリールを求めるのがバスフィッシングの本場。近距離戦で負けないパワーはもちろん、圧倒的な飛距離を稼ぎ出し太糸を存分に巻けるラインキャパ、それでいて国内アングラーの反応と同様にトラブルレスであることが支持を得ない理由がなかった。

しかし、国内はもとより米国でも一部ではその1500番台というサイズに難を示すアングラーがいたのも事実。もう1サイズ小型が欲しいと、ZILLION 1516 TWの発売直後から要望が絶えなかった。DAIWAがその切なる声に応え、小型モデル1016 TWの開発に着手。2016年春、ついに発表を迎える。ご想像の通り、TWSに加え、φ34mmのSVスプールも搭載。タフコンセプトながらも、最高峰STEEZとほぼ同等の高性能を身につけるに至ったのだ。

画像
画像

プロト開発段階から手放しで歓喜した一人が清水盛三。かつて初代のリミテッドモデル、J-DREAMの開発に携わり、現在もメイン機として使用しているが「2016から全て乗り換える」と言わしめるほどの仕上がり。現在の愛機同様に5.5・6.3・7.3・9.1の4つのギヤー比は、シャロークランク・ジャークベイト・スピナーベイト・カバー撃ちと使い分けしやすいのもコンバート理由の1つ。何より「キャスト時の低弾道で狙いのスポットにピタリと決まる」アキュラシー性能と、トラブルレスな性能を喜んでいる。

ギヤー比の1つで新たにZILLION1516-TWから設定された9.1、XXH(通称ダブルエックス)は元々、大森貴洋の切なる要望から仕上げたモデルだった。低水温期のグラスエリアでキャスト&リトリーブ、バイトがあれば即座に引き剥がし、潜られる間もなくランディングへ繋げるのが当初の狙い。10年越しの大森の要望を2015年にエンジニア陣が実現したことは知る人ぞ知る逸話だ。プロアングラーの誰もがタックルへのこだわりが非常に強いのはご存知の通り。中でも大森の要望は厳しく、自らの手に少しでも馴染まなければ再び使うことはない。この大森スペシャルとも云える9.1モデルにでさえ注文は激しく、不意のトラブルを防ぐべくワンオフのチューンドスプールを使用してきた。しかし、新たなZILLION 1016 SV TWに関しては、奇跡的とも言えるノークレーム。清水と同様に、新たに全入れ替えを要求した。毎度泣かされ続けてきたエンジニア陣も胸を撫で下ろしたとのことだ。
画像「冷静なリール。この一言に尽きる。」

スプール径はφ36mmからφ34mmへ。径が大きいほど回転の慣性力は強いが、軽いルアーに対しては若干立ち上がりがもたつく。中大型ルアーの使用を前提とした1516スプールでは何ら問題ではない。しかし、小型ルアーも使うとなればまた話は別となる。1016ボディは、1516の両サイドプレートを共有化。中央部のハウジングを狭小化すると共に、ロープロファイル化。SV化したφ34mmスプールに見合うコンパクトボディに仕上げた。

SVスプールを組み込んだSTEEZ100SHを軸に日々戦うショアコンペティター・川村光大郎がこのモデルを手にして漏らしたのが冒頭の言葉だ。オーバーランしないSVスプールに加え、TWS効果でルアーの飛びも秀逸。ネコリグもシャッドも軽く投げただけで、トラブルなく存分な飛距離を達成したという。

「もはや、受け入れられない理由はない。」 ― SVとTWSの相乗効果は何物にも代えがたい。陸っぱりというタフな現場で戦う川村は今後、STEEZとZILLIONのどちらを選ぶのか。実に興味深いところだ。
T.Namikiが語るダイワリールのメリット(写真はSTEEZ SV TW)
画像 トータルのキャスティング性能において優れているDaiwaのリールだが、当然、リールに求められるのはバーサタイル性に富んだキャスタビリティだけでなく、パーミング性や操作性、感度、ならびにパワー、そして回転のスムースさなど求められるパートはたくさんある。 たとえば徹底的にこだわったパーミング性能。

パーミングにおいて1フィンガーから3フィンガーにするときや、引き抵抗の大きいルアーを使用する際にはトリガーの前に親指以外の4本の指を持ってきてリールを包みこむように持つなど、さまざまなパーミングに最適な形状を模索した。
画像 リールの前方で抱え込むようにすることが重要なのだがDaiwaのリールはしっかりと握ることができ、かつホールドしやすく滑りにくい形状と表面処理が施されている。またレベルワインドが手に当たって巻けないなんて、もってのほか。その点、Daiwaのリールはこういった部分にも秀でていて、なおかつ親指もリールの中心部に近いところにしっかり乗せることができるよう、パーミングプレート的パーツも設けられている。このように持ち方ひとつで感度が得られたり、操作が楽になったり、フッキングが決まるなどその効果は絶大で、大切な項目である。

DAIWA TECHNOLOGY
画像
画像
キャスティング時
リトリーブ時

■TWS(T-ウイングシステム)
TシェイプのレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて半回転する機構で。キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、ラインはTシェイプレベルワインドの幅広部を通ってスムーズに放出される。リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、タイトかつ平行に巻き取られる。よく飛び、コントロール性能が上がり、フォールも速く、さらにバックラッシュも少ない。ダイワのTWSはベイトリールのすべての基本性能を向上させる。
■G1ジュラルミン製SVスプール
アルミ系の最強素材としてスプールに用いられる超々ジュラルミンと比較しておよそ1.3倍の強度を持つ素材である「G1ジュラルミン」製。深溝仕様(14lb.-45~90m対応)でさらに対応ルアーの幅が広がっている。よりフィネス性能をアップさせたい時は、巻糸量をスプールハーフライン以下に抑えると軽量リグが扱いやすくなる。
画像
■マグダイヤル
0~20までのダイヤルを装備しており多様なルアーチョイスに対応可能。
画像
■UTD(アルティメットトーナメントドラグ)
ドラグの効き始めの喰いつきを解消しムラのない滑らかさでラインを出し、それでいて締め込めば締め込むほど効く最大ドラグ力を併せ持つ。新素材を採用したドラグワッシャーとグリスは、大口径化でその性能を増強。その上に施された防水システムにより、どのような状況でも安定したドラグ性能を発揮する。
画像
■90mmクランクハンドル&2BB仕様Iノブ
リールセンターに近いハンドリングでパワフル&スピーディ、高感度なリトリーブフィールをもたらすクランクハンドル。ノブは軽さと握りやすさで定評のあるI型ノブを採用。0.1mm単位での微調整により、ハンドルノブのガタが極めて小さいことで、リトリーブ感度が大幅に向上している。
画像
■大径&ロングアームZAIONスタードラグ/大径クリック付きメカニカルブレーキノブ
スタードラグ素材のZAIO(ザイオン)は高密度にカーボン繊維が織り込まれたカーボン樹脂で、重量比強度でマグネシウムを上回り、高剛性かつ軽量、さらに金属と異なり腐食に強いという理想的な特性を持つ。
画像
■スピードシャフト
スプールフリー時、スプールとシャフト部を分離し、スプールをBBのみで支える構造。シャフトレスになり余分な抵抗がなくなるため、理想的なスプール回転が得られる。
画像
SV=Stress free Versatile とは
「従来通りのルアーが使える事は当然として、軽量ルアーをもストレスなく投げることができ、しかもスプール強度も犠牲にしない。それが次世代のバーサタイル。」開発に携わった並木敏成の言葉がSVコンセプトの根幹を物語る。

ダイワのベイトリールに採用されているマグネット式のブレーキシステムは、存分な耐久性を備えつつ天候に左右されることなく常に安定したブレーキ力をキープする。ピンスポット値に調整できない限り最高出力を発揮しなかったり、時に意図に反する出力を生む他のブレーキシステムとは大きく異なり、アングラーの思いのままに操作できることこそがマグネット方式のメリットなのだ。そしてマグネット式ブレーキならではの実戦メリットを最大限に引き出したSVは、最小限のマグダイヤル調整だけで、4~5g前後の軽量リグから重量級ルアーまでを文字通りストレスフリーで扱う事ができる。疲れにくく、楽にキャストが決まるため、結果的に釣果アップも望める。スプールを交換したり、サイドプレートを開けたりして、セッティングに時間を掛ける事もない。現存するベイトリールの中で、ルアーの守備範囲が一番広いSVは、オカッパリからボートまでスタイルやフィールドを選ばない。マグネット式ブレーキの有効性を極限まで高めたSVコンセプトは、まさにバーサタイルリールの新スタンダードである。
■エアブレーキシステム
アキュラシー性能を大幅にアップさせつつ、極めてバックラッシュが少ない、ストレスフリーな使い心地を実現したブレーキシステム。軽量インダクトローター構造と軽量スプールとの組み合わせでスプールユニットとしての回転レスポンスを大幅に向上。同時にオン&オフがハッキリした効きの良いマグブレーキとの相乗効果を狙ったセッティングでフルキャスト時にはしっかりブレーキが効くが、ピッチング等の低回転時にはインダクトローターが飛び出さず低弾道で撃ち込める。つまり、小さい力でもスプールがスパッと立ち上がり、力まなくても驚くほどルアーがよく飛び、逆に力みにより発生するバックラッシュゾーンに対してはきっちりブレーキを掛ける。結果、同ブレーキ設定で、ピッチングとキャスティングが高レベルで両立する快適さをもたらした。(※写真のスプールはT3AIRのものです)

画像
画像
SVのメリット
■軽量リグから重量級ルアーまで、ベイトの中で一番守備範囲が広いので・・・
・4インチワームのネコリグから、ビッグベイトも楽に扱える。
・身近なフィールド(野池、川など、オカッパリ) で一番出番が多い。
・1台で色々なリグ、ロッドとのセットが可能になる。
・スプール強度を犠牲にしていないため、太糸でフィネスリグを使え、50cmアップでもゴボウ抜きできる。

■バックラッシュが極めて少ないので・・・
・ボート等近距離戦での高アキュラシー。 ポイントにズバズバ決まる。
・スプール立上がりが素軽く、スキッピング、バックハンドなど変則キャストもバシバシ決まる。
・ビッグベイトやスピナーベイト等、空気抵抗の大きく投げ難いルアーを気持ち良くキャストできる。
・マグダイヤルだけで向かい風を恐れずキャスト可能。 むしろ悪条件下ではノーマル(マグフォースV、Z)より飛ぶ。